お彼岸の連休で、千葉からのお客さん他多くの方をケアさせて頂きました☆
また昨日は午後から、心理学の会が松江であり、京都大学の河合先生の研修会に出てきました。
箱庭に表れる『曼陀羅(マンダラ)』についてでした。
マンダラとは、左右対象的ななシンメトリーの、全体性を表わすような、幾何学的な図形の模様なのですが、これは、人間の精神の治癒力が働くことの象徴でもあります。
今回の震災でも、苦悩のどん底にいる方々が膨大な数いらっしゃると思います。
この『マンダラ』は、図形を見てもアタマで考えて意味が分かるというものではありません。
人間の通常の意識を超えた精神性を示唆する何か、だという気がします。
今回の地震のような、様々な人生の不条理だと思われる苦悩が、どの世の中にも存在しますが、通常の自我意識の考え方、枠組みを超えた、‘何か’に触れることが、この人生苦を超える行き道の一つであるように思います☆
その‘何か’に触れるにはどうすればいいかですが、、例えば瞑想をして心を鎮めるのもいいでしょう。マンダラの図形を味わって観る、のもいいかもしれません。巡礼的に自然に接するのもいいでしょう。
そんなヒマがない方々は、普段の日常の行いを無心に次々こなしていく中で、直感的に「あっ、そうか!」という気づきを得る、という行き道もあると思います☆
要は、アタマでアレコレ考えて答を出すのでなく、通常の意識の枠組みから解放される直感的な体験である、ということを心に留めておかれることが大切です☆
施術日記
Diary